ここ数年、仕事が忙しすぎてほとんど見ていなかった映画。
今年から少し時間に余裕ができるようになったので、会社帰りに映画へも行けるように!!
やはり映画っていいなあと再認識しています。
これを機に、自分の考えるベストな映画ランキングを考えてみることにしました。
自分の好みの映画の条件は、こんな感じです。
①ジェットコースターのような、どこに行くか展開が見えない系
②どっぷり感情移入でき、感情が揺さぶられる
③絵画のように美しいとさらにプラスポイント!!
No.5 つぐない Atonement
Joe Wright監督。原作はIan McEwanの同名小説。
一人で映画館に行き一度見たきりで、2回目は見ていない映画ですが、強烈に覚えています。
イギリスの美しいガーデンやクラシックな屋敷を背景に淡々と話が進んでいくのですが、
イノセントな嫉妬から、ストーリーはとんでもない方向に・・・。
様々な登場人物に感情移入できてしまうため、自分の感情が収拾できず大変なことになってしまいました。
そんな中で、キーラ・ナイトレイのミステリアスな美しさが、最高に際立っています。
映画がおわった後はボーゼンとして、しばらくこの中のできごとが頭から離れませんでした。
No.4 赤ちゃん泥棒 Raising Arizona
コーエン兄弟製作。
友人からおすすめされてなんとなく見たら、どハマりした映画。
展開がスピーディーでおもしろく、なんとも言えない爽快感!
主人公にはずっとイライラさせられるけど、なんかまっすぐで憎めなくて応援したくなってくる。。。
強気な警察官のように見えて、男に振られて泣いちゃったりするホリー・ハンターがかわいい。
No.3 お嬢さん 原題:아가씨、英題:The Handmaiden
韓国旅行中にTVをポチッとつけたらこの作品のカタコト日本語が聞こえて、えっ??となり、
何が起きているのか展開が気になりすぎて、食い入るように見てしまった、ローラーコースターのような映画。パク・チャヌク監督。
何で日本語で話しているのか、何がどうなっているのか、さっぱり分からなくて、もう完全に騙されまくりました!
ストーリーもすごいのですが、ワンシーン、ワンシーンが絵画のよう。
女優の二人の美しさにも息を呑みました。
絶妙なバランスで、シリアスで重いのになぜかたまに滑稽に見えて笑えちゃったりするところも、この映画のすごいところ!!
No.2 サンタ・サングレ Santa Sangre
<ダメな方がいるかもしれないので映像はなし>
留学中、映画マニアのアメリカ人の友人におすすめされたアレハンドロ・ホドロスキー(Alexandro Jodorowsky)監督の作品。
こんな奇妙な映画を見たことなかったので、とにかく度肝を抜かれ、一時期は気に入って何度も見ました。
色使いが激しくてすごい。
グロテスクなシーンもあったり、怖いんだけど、なぜかすごく美しいようにも思える、不思議な作品。
この映画も、ぶっ飛び過ぎててなんか笑ってしまえたりするのがすごい。
美しい悪夢がそのまま映画になったような・・・。
No.1 マッチポイント Match Point
映画館で息ができなくなるかと思うほど引き込まれた作品No.1。ウディ・アレン監督。
一度しか見ていないのですが、強烈過ぎて、シーンをハッキリと覚えています。
ジョナサン・リース=マイヤーズの存在感がすごい。
美しいブルーの感情が入ってないような目が忘れられません。
この主人公にどっぷり感情移入してしまい、ずっと汗をかきっぱなしでした。
圧巻のストーリー展開で、話がどう収束するのか全く予想できず・・・。
この作品のタイトル「マッチポイント」っていうのも、作品を見るとなるほど・・・と思えます!!
思いつくのはこんなところでした。
アルモドバル監督も好きなのですが、どれが一番良かったか、ちょっと思い出せないので、思いついたらまた加えていきたいと思います。
ちなみに・・・最近見た中では「スラムダンク」が最高でした。(上に挙げた映画とは全く違うジャンルですが・・・)
リアルなバスケの試合を見ているかのような、あの臨場感は初めての経験。
友人や同僚に強くおすすめしたところ、話の流れで一緒に見ることになり、結局は映画館で3回も見ちゃいました!!
間違いなく2023年ナンバーワン映画!!
完全に自分の趣味ですが、参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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