すっかり柿の季節になりました。柿が大好きなので、お店に並んでいるのを見ると、ついつい買ってしまいたくなります。
甘柿もおいしいと思うのですが、小さい時に田舎(宮城)で食べた渋柿が忘れられず・・・なぜか急にどうしてもあの味をもう一度味わいたい!と思ってしまいました。
渋柿と言っても、私が大好きなのは干し柿ではなく、焼酎を使って渋を抜いた柿!ほっぺが落ちそうなくらい、驚くほど甘いんですよねー。
シブ抜きして、甘い渋柿を作ってみたい!
まず、近くのスーパーで渋柿をを見たことがないので、ネットで取り寄せることからスタートしてみました。送料がかかるので安くはない・・・。なんとか「西条柿」8個で980円+送料700円の商品を発見。ちょっと高いけど、どうしても試したい!
届いた柿はこちらです!
渋抜きの方法を調べてみた!
「焼酎で渋抜き」というのはどっぷり漬け込むのかと勘違いしていました・・・しかし、様々な動画やクッキングサイトを見たところ、5秒程度ヘタの部分を含む上のほうだけに漬ければいいらしい事が判明!
また「渋抜き」= 渋が柿の外に出ると思っていたのですが、それは間違いという事もわかりました。
渋柿の渋味は「タンニン」が原因なのですが、つけこんでおくと柿の中で成分が「アセトアルデビド」に変わる → 「アセトアルデビド」と「タンニン」がくっつくと渋味を感じなくなるというメカニズムらしい!
しかも焼酎でなくても、強いスピリッツ系ならいいようで・・・。このためにわざわざ材料を買うのは避けたいので、10年以上前に購入し、飲み忘れていたズブロッカで代用することに。度数は40度なので十分そう!
(一応味見してみたところ、味のほうは大丈夫そうでした・・・)
早速これで実験したいと思います!
へたのある柿の上部分を5秒ひたします。
そのあと、ジップロックに2個ずつ入れ、しっかり袋を閉じます。閉じたら冷蔵庫の野菜室へ。(本当は冷蔵庫より冷暗所がいいらしいのですが、たまに暖かい日もあって不安なので冷蔵庫にしました。)
冷蔵庫に入れてから5日経過。味見をしてみる。
冷蔵庫の場合は、室内よりも渋抜きに時間がかかるらしいのですが、ちょっと柔らかいのがあったので、切って味見をしてみることに。
皮をむいて4等分にしてみました。だいぶ柔らかくてトロトロの状態です。
さてお味はというと・・・?
ものすごく甘い〜!!まさに、このあまーい味を求めていました!ただ、トロトロではなく、もうちょっと硬いともっと良かったですね。
ズブロッカの味は全く感じられませんでした。
ただし食べている最中はすごくあまいーー!!と思っていたのに、口の中に少し渋みが残りました。口の渋味はなかなか消えません。やはり冷蔵庫は時間がかかるという事なのでもう2、3日置いた方がよかったのかもしれません!
甘くなっても渋柿には要注意
私の母の話ですが、子供の時に渋柿を食べすぎて便秘になり、大変だったことがあると言っていました。それだけは避けたい‼️
甘くなってもタンニンがまだ柿の中にあり、成分がなくなった訳ではないので食べ過ぎないように気をつける必要があるらしいです。(タンニンを取りすぎると便秘になるんですね〜。)
さて、今日は1個だけ食べてみましたが、明日か明後日にまたもう1個切って味見してみようと思います!
結果はこちらにアップデートしていきます!
ご興味があればぜひお試しください。では、ご覧いただきありがとうございました。
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